声楽は身体が楽器です。身体のフォーム、咽喉のフォーム、さまざまな器官におけるフォームを上手に使い、発声します。それは小さな赤ちゃんから、お年寄りの方までどなたでも声を出すということが可能なのです。生まれた時から、人は楽器を持って生まれてきたということです。美しい歌を美しく、優しい歌を優しく、楽しい歌を楽しく、哀しい歌をより哀しく歌い、その心を歌で表現するには、訓練が必要です。呼吸の配分、腹筋の緊張収縮、横隔膜での呼吸の支え等、これらをつかさどる神経の鋭敏な反応を目覚めさせて、歌を歌っていきましょう。声帯の発達に伴って、無理の無い発声をし、呼吸と共鳴のバランスを保ちながら、それぞれのフレーズを音楽的に作っていくのが望ましいことだと思います。歌を思いっきり歌うことは、とても気持ちの良いものです。そして腹式呼吸をすることは健康にもとてもよいとされています。皆さんもどうぞご一緒に声楽を始めてみませんか!


科目紹介 -声楽-


助川 智子 声楽・コーラス講師

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武蔵野音楽大学音楽学部声楽科卒業。三池三郎、郡愛子、大島洋子、高橋大海、コレペティトゥーア呉恵珠各氏に師事。茨城県新人演奏会。県民コンサート奨励賞受賞。芸術祭、ヴォーカルコンサート、ソロコンサート、オペラ「子供と魔法」などに出演。日本声楽家協会会員。公益社団法人日本演奏連盟会員。
講師より一言
心に残る歌、懐かしい歌、季節折々の歌。すてきな歌は心と身体の両方に語りかけてきます。美しい声「ベルカント」を目指し、ご一緒に歌いましょう。日本の童謡、愛唱歌、世界の名曲、オペラ、ポピュラー、合唱個人指導、受験指導など、発声を交えながら,各自に合わせてご指導致します。


熊坂 正実 声楽講師

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武蔵野音楽大学卒業、日本オペラ振興会オペラ歌手育成部修了。「フィガロの結婚」「カルメン」「椿姫」「トゥーランドット」「天狗と彦市」「オペラ座の怪人」などのオペラやミュージカルの他、ディナーショーやジャズライブ等にも出演。東京工学院専門学校・声優演劇科/音響芸術科講師、東洋学園大学講師。
 
講師より一言
日本語には、歌・唄・詩・謡・唱…と“うた”という字が数多くあります。様々な漢字がある様に、皆さん其々にも自分だけの“うた”があるはずです。音楽の本質とは『音を楽しむ』もの…楽しくなければ『音が苦』になってしまいます。自分だけの“うた”を探して、一緒に『音』を『楽』しみましょう!!