すべての楽器を発音のしくみによって分類すると、弦楽器、管楽器、打楽器の3つに分けられます。ピアノは、その前身といわれるクラヴィコード、チェンバロ、ダルシマーなどのさらに源をたどると、すべて1本の弦をもつ弦楽器に突き当たります。つまり、ピアノは、もともとは弦楽器でした。しかしハンマーが弦を叩いて鳴らす意味では打楽器的要素も備え、演奏が鍵盤の操作による意味では鍵盤楽器とみなすことができます。
 総じて19世紀半ば以後のピアノは、大会場にふさわしい音量が要求されますので、一昔前に比べて鍵盤も長く、沈みも深くなっています。協奏曲などでオーケストラに負けないよう、ピアノの設計もその対応が必要になってきます。
 また一方でリストなどが活躍した技巧的な曲がもてはやされた時代から作曲家もオーケストラに挑戦するような作品を書くようになってきました。音域の面でも第一次大戦後は、88鍵が標準になりました。このようにして、音の質、タッチ、音域、音量、そして総合的に現代の要求に応えるピアノが完成されたのです


楽器紹介 -ピアノ-


佐久間 ちさ ピアノ講師

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国立音楽大学器楽学科ピアノ科卒業。ピアノを田中希代子、竹山悠紀子の各氏に師事。 卒業後は後進の指導にあたるかたわら、柏市の合唱伴奏、声楽、器楽の伴奏、サロンコンサート等で演奏活動を行う。当学院では 開講時から在勤。現在は柏や都内で クラシック JAZZ ポップスなど幅広いジャンルで演奏活動を展開中。
 
講師より一言
生ピアノという楽器に魅せられて、生徒さんと共にその魅力を探究し続けています。楽しいこと。苦しいこと。音楽は、そんな日常の中に溢れ流れています。音楽は心の会話です。
みなさんと一緒に、それをピアノで表現する喜びを分かち合えれば幸せです。どうぞよろしくお願いします。


寺澤 佳江 ピアノ講師

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桐朋学園大学演奏学科ピアノ専攻卒業。ピアノを上野久子、室内楽を村上弦一郎、渡辺康雄の各氏に師事。ミュンヘン音楽大学夏期講座に参加。現在演奏活動及び後進の指導にあたっている。
 
講師より一言
ある時は目標とするものに、ある時は心を癒すものに、形を変えながら音楽が生徒さんの生活に寄り添って欲しいと願っています、またピアノを学ぶ事で人生がプラスになったと感じてもらえるようなレッスンを心がけています。


谷屋 景子 ピアノ ・ リトミック講師

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武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。現在ピアノ指導、伴奏ピアニストとして活動している。「子供に生の音楽を!」をコンセプトに活動するグループ「MadreVoce」のピアニスト、コンサートの企画、運営をしている。リトミック研究センター千葉第一支局所属。指導資格ディプロマB取得。
 
講師より一言
ピアノって楽しい!と感じてもらえるように、そして生涯に渡ってピアノや音楽を楽しめるような力を身につけられるように心がけています。また基礎を大切にしながら好きな曲やあこがれの曲が弾けるようになりたい、などお一人お一人に合わせてレッスンをしています。
 


髙橋 樹 ピアノ ・ ソルフェージュ講師

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東京音楽大学器楽専攻ピアノ科卒業。ピアノを斎藤啓子、関孝弘の各氏に師事。同大学において川上昌裕氏に師事。第18回ちば音楽コンクール入賞。第5回日本バッハコンクール全国大会奨励賞。第12回ベーテン音楽コンクール全国大会入賞。千葉県船橋市主催「ロビーコンサート」オーディション合格。及びコンサート出演者。
 
講師より一言
ひとり一人生徒さんの時間を大切にし、その生徒さんのペースに合わせ、心からピアノを楽しめるようなレッスンを心掛けます。好きな曲を弾くことができるよう、また、より良い演奏ができるよう、精一杯お手伝いさせて頂きます。